Commons:管理者になるには

管理者になるには

まず、管理者になることがプロジェクトに貢献する最善の方法かどうか検討してください。経験上、優れたコンテンツ貢献者は管理者になった後、管理作業の負担により貢献度を下げることが多く、これは私達が最も望まないことです。ですので管理者になる以外にもコミュニティの信頼を得る方法がたくさんあることを理解し、最高のスキルで貢献してください。コモンズの管理者であることは、優れたコンテンツ貢献者への名誉の地位ではありません。

あなたがやりたい仕事に、管理ツールが本当に必要かどうかを考えてください。コミュニティは、ツールを必要としない人やツールを利用する見込みのない人にツールの使用許可を与えることはありません。 ですから、もしあなたが限られた期間だけツールを必要とするのであれば、あるいはあなた自身の貢献を整理するために必要なだけなのであれば、単に既存の管理者に助けを求めてください。

管理者はコモンズである程度活発に活動し続けることが期待されています。もし任命後に長期間権限を行使しなかった場合、自動退任ポリシーに従って自動的にその権限を失います。管理者として、コモンズで連絡がつくようにしておく必要があります (他のプロジェクトの会話ページにメッセージを残してもらうよう求めるような利用者ページは、管理者として許されません)。

管理者のコミュニティでの役割についての詳細はCommons:Guide to adminship/jaにあります。

コモンズでは、管理者に立候補するために最低限コモンズで活動しなければならない期間や編集回数を厳密に定めているわけではありません。しかし、コモンズのコミュニティの経験豊かで信頼されるメンバーであることが求められるため、立候補前にコモンズで十分な経験を積んでいる必要があります。他のプロジェクトで管理者や経験豊富な利用者である場合は、ぜひそのことを明記してください。

また必須ではありませんが、あなたの経験やアプローチについてフィードバックを得るために、既存の管理者に話を聞いてみるのも良いでしょう。自己推薦も可能ですが、他の管理者に推薦してもらうこともできます。

あなたが管理者権限を申請する際、コミュニティはあなたの管理者としての能力を考慮します。コモンズの個々の利用者が管理者に期待することは様々でしょうから、過去の立候補をいくつか見て、利用者が何を求めているかを知るのもよいでしょう。現実的には、利用者は削除依頼、著作権違反の画像への正確なタグ付け、新規利用者のパトロールなど、管理的な作業への貢献を望むことが多いようです。利用者は、あなたがコモンズコミュニティに欠かせない一員であり、利用者のトークページなどで他の利用者とどの用に交流しているかなども見ています。

公開討論及び投票

管理者への立候補は、早期に撤回されない限り、少なくとも7日間投票とコメントが可能です。この期間は、自薦の場合立候補を投稿した時点、他薦の場合はあなたが推薦の受諾を投稿した時点から計測します。 この期間が終了すると、ビューロクラットによって投票が締め切られ、権限を付与するか否かが判断されます。ビューロクラットが必要だと判断した場合、7日またはそれ以上の期間権限付与を保留することができます。

目安として、権限付与には最低8票かつ75%以上の賛成票が必要です。 未登録の利用者からの投票は数に入れませんが、コメントは可能です。 しかし最終的にコミュニティの総意を判断する権限はビューロクラットにあるため、必ずしも投票数に基づいて決定されるわけではありません。特に、提示された議論や、コメントしたユーザーの知識と経験などを考慮することができます。例えば、コモンズへの投稿が全く無かったり数が少ない利用者のコメントや投票は、ビューロクラットの最良で差し引かれる場合があります。

付与の条件が満たされた場合、ビューロクラットが立候補者に管理者権限を付与します。

管理者への立候補

準備ができたら、利用者ページが作成されていることを確認し、個人設定でメールアドレスが設定されていることを確認してから、Commons:Administrators/jaに戻って立候補を行うか、推薦者に推薦してもらうようお願いしてください。